こんにちは!伊藤です!
みなさんはApigeeとはどういったツールなのかといった疑問を持ったことはないでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えしていきたいと思います。
本記事でわかること
- Apigeeとは
- Apigeeでできること
Apigeeとは
Apigeeは、Google CloudのフルマネージドなAPI管理プラットフォームです。
企業が自社のデータやサービスをAPI(アプリケーションプログラムインターフェース)として公開し、外部の開発者やアプリケーションと安全かつ効率的に連携できるようにするためのツールです。
APIの作成と管理の効率化やセキュリティ強化、APIのモニタリングや分析などAPIについてのさまざまなツールが用意されています。
APIの開発と管理の効率化
APIプロキシの作成
APIプロキシとはAPIを公開するためのゲートウェイのような役割です。
そのためリクエストの受け取りからレスポンスの返却までのAPIの一連の流れをAPIプロキシで管理できます。
APIプロキシではトラフィックの制御や認証や認可を行うことでAPIの利用状況も管理することができます。
トラフィックの制御をすることでAPIへのアクセス数の制限や許可されたアクセスのみを受け付けることが可能です。
以下がAPIプロキシの画面です。
ここでポリシーの追加やプロキシフローの設計などが可能です。
APIのバージョン管理
APIプロキシでAPIを開発した場合、作成したAPIのバージョンを切り替えることができます。
開発段階でバージョンを切り替えたり、リリース後のバージョンをリリース前のバージョンに切り替えることも可能です。
またAPIの仕様を変更したい場合、古いバージョンのAPIを利用しているクライアントが動作しなくなる可能性があります。
そういった場合は古いバージョンと新しいバージョンを並行して運用できるため、既存のクライアントへの影響を最小限に抑えることが可能です。
また新しい機能を段階的に導入したい場合、バージョン管理を利用することで、一部のクライアントにだけ新しい機能を提供することができます。
APIプロキシのバージョン管理はリビジョン単位で管理されています。
リビジョンは一覧画面で確認可能です。
またリビジョンをAPIプロキシの画面から切り替え、デプロイすることでバージョンを戻すことが可能です。
以下のプルダウンでリビジョンを切り替えることができます。
APIのセキュリティ強化
Apigeeでは認証や認可によるセキュリティ設定が可能です。
OAuthやAPIキーにより認証が可能であり、APIプロキシで認証をするポリシーを設定するとこで認証ができたリクエストのみ受け付けるとこができます。
また許可または拒否するIPアドレスやIPアドレス範囲も設定できるため、IPアドレスによるアクセス制限も可能です。
APIの分析と最適化
利用状況の可視化
ApigeeではAPIの呼び出し回数、レスポンス時間、エラー率などの様々なデータを収集し、視覚的に表現することができるダッシュボードがあります。
応答時間、スループット、エラー率などを測定し、APIの性能を評価できます。
またどのAPIが頻繁に利用されているか、どのようなパラメータが使用されているかなどを分析できます。
これらをダッシュボードから確認し、APIのパフォーマンス監視や改善への指標とすることができます。
エラー分析
処理が遅くなっている箇所やエラーが発生している箇所を特定し、問題解決に役立てられます。
また異常なアクセスパターンを検出し、セキュリティインシデントを早期に発見できます。
レスポンス時間やエラー率などをダッシュボードから確認し、ボトルネックの特定やセキュリティ脅威の検知ができます。
以下のように分析画面ではAPIプロキシのパフォーマンスやエラーコード、レイテンシ分析が可能であり、可視化された画面から分析が可能です。
料金体系
Apigeeの料金体系としては従量課金とサブスクリプション料金の2種類があります。
従量課金は使えば使うほどお金が発生する料金体系です。
従量課金の主な課金対象はAPIの呼び出し回数や作成する環境のスペック、デプロイしているAPIプロキシの数などがあげられる。
サブスクリプションはあらかじめ決まったスペックに対して決まった料金を支払い使用する料金体系です。
StandardとEnterprise、Enterprise Plusの3プランがあり、違いとしてはAPIの呼び出し回数や作成できる環境やAPIプロキシにデプロイできる数などがあります。
従量課金ではAPIの呼び出し回数に制限がないため急なアクセス増加に対応可能であるが、ある程度アクセス数が決まっているのであればサブスクリプションを検討してもよいかと思います。
APIの開発や運用までの一連のライフサイクル管理やAPIのセキュリティ管理、APIのパフォーマンスや利用状況などAPIの管理をしたい場合や利用状況の分析などをしたい場合に役立つツールではないでしょうか。
まとめ
今回ご紹介したApigeeを使用することでAPIの作成と管理の効率化やセキュリティ強化、APIのモニタリングや分析などが可能です。
APIの開発や運用までの一連のライフサイクル管理やAPIのセキュリティ管理、APIのパフォーマンスや利用状況などAPIの管理をしたい場合や利用状況の分析などをしたい場合に役立つツールではないでしょうか。
とても便利なサービスとなっておりますので、ぜひApigeeをご利用してみてください。
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