こんにちは!日比です!
先日、セミナー受講したとき、嬉しいニュースがありました。
SnowConvertが無料で利用できるというものです。
「SnowConvertってなに?」という疑問にお答えしていきたいと思います。
今回は、使い方の詳細というよりも、どういったツールなのかにテーマを絞ってお伝えします。
本記事でわかること
- SnowConvertの概要
SnowConvertの概要
SnowConvertとは
ひとことで言えば、他DBからSnowflakeへ移行を行う際に
各種オブジェクトコードの変換を実施・支援してくれるツールになります。
SnowConvertを始める前に
本ツールを利用する前に、事前にオンデマンドの研修を完了する必要があります。
研修を完了することで、本ツールのダウンロードが可能となります。
参考)オンデマンド
SnowConvertの対応範囲
一般的なマイグレーションのフローで、本ツールの対応範囲は下記のオレンジ部分になります。
※厳密には、DDL変換が本ツールの対応範囲ですが、
移行元のDDL収集(情報収集)や、ツール実行中に得られるアセスメントレポート作成も行います。

本ツールで対応可能なソース、代表オブジェクトは下記になります。

本ツールでできること、できないことは下記になります。
あくまで、コード変換に特化した支援ツールになります。

参考資料として出力されるアセスメントレポートには、下記が含まれています。

サンプル
本ツールで変換された例は下記のとおりです。

赤字で示しているとおり、例えば文字型はVARCHAR2からVARCHARへ、
DATE型はTIMESTAMP型へ変換されています。
※SnowflakeのDATE型は日付のみを保持します。
日時を保持するにはTIMESTAMP型の利用が必要になります。
また、アセスメントレポートの代表される項目例は下記のとおりです。

詳細な手順やレポートの見方などは、マニュアルを参照ください。
参考)SnowConvertマニュアル
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今まではエンジニアが情報収集、コード変換を手動で対応していたところを
本ツールが対応し、アセスメントレポートを参考にコード修正対応が可能となります。
エンジニアの対応コストが、大幅に削減できるのではないでしょうか。
ぜひ本ツールをさわってみてください。
おわり。
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